ちっちゃいオッちゃんがおった!

こんばんは。
質問なのですが、『1Q84』に登場するリトル・ピープルって村上さんの創作されたものですか? 
というのも、うちの子供たちがリトル・ピープルの類似品?をみたかもしれないのです。
以前お城の側のマンションに住んでいた時、当時二歳の娘が、ある日いきなり「ちっちゃいオッちゃんおった!」と言い出したのです。
その「ちっちゃいオッちゃん」は玄関で立っていたりベッドのへりに座っていたりするらしいんですが、何をするでもなく娘をじっとみてきたそうです。彼女が言うには、全然怖くないそうで、「ちっちゃいオッちゃん」には全く悪意は感じられない様子でした。
その後引越ししたのですが、「ちっちゃいオッちゃん」は引越し先にもついて来たのか、娘はしばらく「まだいてる」と言っていましたが、いつの間にか言わなくなりました。
その後、息子が生まれて我が家の「ちっちゃいオッちゃん」騒動は忘れさられていたのですが、その息子がやっぱり二歳になった頃「ちっちゃいオッちゃんおる」と言い出しました。
息子の場合は怖がったので詳しいオッちゃんの様子は聞けなかったのですが、娘の時と同じく、いつの間にか消えたのか言わなくなりました。
それから5、6年後くらいでしょうか、『1Q84』を読んだ時にすっかり忘れていた「ちっちゃいオッちゃん」の事を思い出しました。
子供たちの見たものはなんだったんでしょうか? 
(三月の雨、女性、40歳、主婦)

子供たちはどうやら、大人には見えないものをちゃんと見ているみたいです。同じような内容のメールを、今回いくつか受け取りました。僕は小説を書いているときに、リトル・ピープルのことをふと思いついたのですが、子供たちにとってはそれは大事な現実なのかもしれません。ふかえりさんにも、子供たちと同じように、きっとそれが本当に見えていたのでしょうね。

でも「ちっちゃいオッちゃん」というのはいいですね。気に入りました。

村上春樹拝