明日の朝のためのLPを選ぶ

時代とともに音楽を聴くときの媒体が変わっています。私はデジタル音源も多く聞いていますが、パートナーがアナログレコードを多く持っているので、アナログレコードの音の温かさみたいなものを心地よく感じます。村上さんはシチュエーションに応じて聞く音楽の媒体を変えてるんでしょうか。移動中や走るときはデジタル音源(モバイルミュージックプレイヤーで)とか、家ではアナログレコードとか。ちなみにすでにハイレゾリューション音源で聞ける環境をばっちり揃えられていたりするのでしょうか。
(TabaWaka、女性、40歳、会社員)

アナログとCDは使い分けています。仕事をするときは、どちらかといえばアナログを聴くことが多いですね。CDよりもLPの方が、なんとなく気持ちが穏やかになるので。前の夜に「明日はこれを聴こう」と五、六枚のレコードを用意しておいて、朝起きるとそれを順番に聴いていきます。朝はだいたいクラシック音楽を中心に聴きます。前の夜に、明日の朝のためのLPを選ぶのがけっこう楽しいんです。なんだか子供の遠足の用意みたいですね。

村上春樹拝