京都の公開インタビューに行きました

2013年5月6日、河合隼雄物語賞・学芸賞の創設記念講演が開かれましたが、私は運良くチケットを手にすることができました。
あいにく、一番後ろの席でしたが、生春樹を見られたことや生の声を聞けたことに興奮していました。
作品同様、村上さんの話に吸い込まれた2時間でした。
チケットの半券は大切に保管しています。

今回、村上さんにお伺いしたいのは、ユーモアについてです。
物語を書いたり、会話をすすめるにあたり、上品でセンスあるユーモアを生み出す際に心がけていることはありますか。また、普段から意識されていることはありますでしょうか。

ぜひ、村上さんのユーモアのヒントをこっそり教えてください。こっそり。
どうぞよろしくお願いいたします。
(剛、男性、37歳、会社員)

わざわざ来ていただいてありがとうございます。実物を見たらつまんなかったよ、と言われなくてよかった。けっこうつまらないかも、と本人は思っているんですが。とくに芸もできませんし。

僕のユーモア? しょせん関西人だからよ、と東京人であるうちの奥さんは言いますが、でも関西人がみんなおかしいわけじゃないですよね。自分でもよくわかりません。でもユーモアの感覚のない小説って、読んでいて疲れますよね。僕はドストエフスキーって好きなんですが、『罪と罰』はもうひとつ好きじゃありません。ユーモアの感覚があまり感じられないからだと思います。漱石の『こころ』もそうかもしれない。でもどちらも一般的には名作としてすごく高く評価されています。僕のほうがおかしいのかな? 

村上春樹拝