死んだ後に出てくるエピソードは気になる?

こんにちは。
作家の死後に身内の人間が、その作家の生前の知られざるエピソードを語ることについてどのように思われますか。そのようなものを読みますか(夏目鏡子『漱石の思い出』など)。
おそらく村上さんの死後(ごめんなさい)、たくさんの証言がいろいろなところから出てくると思いますが、そういうことについてどう思っていますか。ぞっとしませんか。死んだあとのことなんか知ったこっちゃねえ、ですか。
奥さんに『春樹の思い出』を出版しないように言い含めてあるのでしょうか。

次回作も期待しています。
(あかぼん、男性、40歳、会社員)

そうですねえ。僕が死んだあとでいろんな事実が明らかになって、「村上はこんな悪いこともしていたんだ」とか「村上はなんていい加減なやつだったんだ」みたいなことになるといやですね。「私は池で溺れかけているところを村上さんに助けられました」なんて人が出てくるといいんですが、まあ出てこないだろうな。たしかに悪いことをしていなくもないので(法律に触れるようなことではありませんが)、ちょっと心配です。でもまあ、死んじゃったらいいか。

村上春樹拝