目を疑うようなポスター

こんばんは。
以前『やがて哀しき外国語』だったと思いますが、世の中にはびこる看板に物申していたと思います。確か「世の中がしあわせになりますように」の類の看板に対してだったかな? 
最近私の勤める小学校に目を疑うようなポスターが貼ってありました。それは、「肉はよく焼いて食べよう」です。
文科省のすることは、いつも理解できません。
村上さんは、最近気になった標語は、ありますか? 
(ももちゃん、女性、49歳、教員)

そうですか、「肉はよく焼いて食べよう」。そんなポスターがあるんだ。そりゃたしかにそうだろうけど、なにも小学校にそんなものを貼ることはないですよねえ。僕が何かの本の中で書いたのは、「世界人類が平和でありますように」という標語(看板)です。言ってることはもちろん正しいんだろうけど(反対する人はまずいませんよね)、だからどうなんだ、ということになります。目にするたびに、同意するというよりは、なんとなく困ってしまいます。

日本ってだいたい役に立たない標語が多すぎますよね。僕はよくいらいらします。どうせ役に立たないのなら、「流しそうめんは家で食べましょう」みたいな楽しい標語があるといいですけどね。あるいは「信号無視なら猿でもできる」とか。

村上春樹拝