神様ではなくお地蔵さんのおかげ?

村上さん、こんばんは。
私は色んなことを一生懸命がんばっています。でも、なにかいい結果が出ると叔母に「神様に感謝しないと」「いつも祈っているから」と言われます。そうするとイラっとして、心も表情も固くなります。悪いことが起きたときは神のせいにしないのに、いいことだけ神に感謝しろというのはおかしいと思うんですが、そんなことを言っても叔母には伝わらないんです。村上さんは、そんな神についてどう思いますか。また、それ以外は悪いところがない叔母に対して、どう接すればいいと思われますか。叔母は72歳です。
(maki、女性、37歳、working student)

そうですね。良いことがいつも神様のせいだけにされちゃうと、一生懸命がんばっているあなたとしては、ちょっとイラッとしますよね。気持ちはわかります。

僕は思うんだけど、あいだをとって「お地蔵さんのおかげ」にしちゃえばどうでしょう? 良いことが起こったのは、あなた自身の努力のおかげでもなければ、神様のおかげでもない。お地蔵さんが助けてくれたんだ、と。そうすればあなたも叔母さんも、にこにこ気持ちよく暮らせるんじゃないかな。お地蔵さんだとそんなに気にならないでしょう? 話が膠着状態になってきたら、利害の関係しない第三者を持ち出すのがいちばんです。

村上春樹拝