ダンキン・ドーナツをめぐる話

村上さん、ドーナツの話には敏感に反応してしまう私です。すでに掲載された英語のお返事の中で、ダンキン・ドーナツが日本から撤退してしまったことに触れていらっしゃいましたね。私も、1997-98年ごろ、五反田の駅そばの信販会社でアルバイトをしていた時、近くにお店があったので、何度か通いましたが、アルバイトを辞めて程なくしてお店が全店なくなってしまいました。当時の話では、運営していた吉野家が、本業のノウハウがダンキンでは生かせず、業績が悪くてやめました、というような事を読んだ記憶があります。

うちの近隣(アメリカ中西部)ではダンキンだけがいつもフレンチクルーラーを置いているので、数ヶ月ごとに食べたくなってふらりと立ち寄りますが、いつも「行かない間にお店なくなってたらどうしよう」とどきどきです。周りの店舗がいくつも閉まってしまったので。なくなってしまったら、結構悩みは深いです。
(applesauce cake、女性、36歳、NPO職員)

吉野家はどうやら日本でのダンキンの経営に失敗したみたいですね。一軒一軒の店でドーナツを揚げていたのですが、それでは効率が悪いのでセントラル・キッチンにしたんだけど、当然のことながら揚げたてではないので味が落ちてしまい、それで客離れが加速したという話を聞きました。ドーナツをなめてはいけないという貴重な教訓です。

村上春樹拝