フランスの漫画家が描いた「かえるくん」

村上さんこんにちは。
MONKEYに掲載されていた、「かえるくん、東京を救う」のバンド・デシネ版を読ませて頂きました。なんといっても、かえるくんの強烈なヴィジュアルにインパクトを受けました。自分の中では、かえるくんはアマガエルやアオガエルの可愛らしい姿で視覚化されていたので。しかし、読んでいくうちに不思議となじんでいくものですね。とてもよい作品だと思います。
村上さんは漫画は読まれないそうですが、このバンド・デシネ版の「かえるくん~」はどう思われましたでしょうか。感想を伺いたいです。
それでは。
(プルースト先生、男性、40歳)

あれはフランス人の筆者(漫画家と著作者のコンビ)が僕のところに「これをフランスで出版したいんだけど、許可をくれないか」といって送ってきたものです。僕は一目見てすごく気に入ったので、柴田元幸さんに「こういうのがあるんだけど、どうですか?」と見せたら、柴田さんもすっかり気に入ってくれて、「MONKEY」に掲載することになりました。かえるくん、たしかに最初はその姿にぎくっとするけど、馴れてくるとなかなか良いですよね。しかし日本人とフランス人とでは、カエルくんのイメージにずいぶん差があるみたいですね。

村上春樹拝