怒りたいときにも必死で耐えていますが

こんにちは。
以前村上さんはエッセイで「女性は怒りたいことがあるから怒るのではなく、怒りたいときがあるから怒るのだ」と書かれておられましたよね。
全くその通りだと思い、主人に読ませたところ、「そうかもしれないが、だからといって正当化しないで欲しい」と言われました。
彼の言う事も正しいと思い、怒りたいときにも必死で耐えようとしている私に宜しければひとことください。

ホームページ開設ありがとうございます。好きな作家と同じ時代に生きているって幸せなことですね。

私は「チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏」をとても気に入っています。旅行記や海外滞在記も好きです。それから、『心臓を貫かれて』を読んだ後は金縛りにあいました。

村上さん、どうかいつまでもお元気で。これからも色々な作品を心待ちにしています。
(真っ赤なロディー、女性、33歳、主婦)

ご主人にどう言われようと、怒るときにはきちんと怒った方がいいですよ。僕は思うんですが、女性にとっていちばんよくないのは、ストレスを溜め込むことです。適時吐き出しましょう。正当化してオーケーです。女性として生きるのはなかなか大変ですよね。生理だとか排卵だとか出産だとかお化粧だとかむだ毛抜きとか爪の手入れだとかストッキングだとかブラジャーだとかハイヒールだとか外反母趾だとか美容院の予約だとか肩こりだとか満員電車の痴漢だとか隣の親父の加齢臭だとか課長のハラスメントだとか。ときどき怒りを爆発させたくなる気持ちは、男性である僕にもなんとなく理解できます。派手にやってください。

村上春樹拝