保父さんからの一枚のカード

こんにちは。この前村上さんの本を手に取ったらカードが挟んでありました。子供が保育園時代に受け持ちの保父さんにその本を貸した時のもの。宇宙飛行士が月で遊泳している写真のポストカードで、「村上さんの本を読んでいると手足がバラバラになったような不思議な感覚におそわれます。『国境の南、太陽の西』とても面白かったです。」とありました。保父さんは当時25歳の爽やかな青年でしたがもう50歳近いはず。この言葉を今の彼に届けてあげたいです。村上さんには届けましたよ。カードは本と一緒に大切にとっておきます。
(猫のひげ袋、女性、60歳、会社員)

そうですか。本を楽しんでもらえてよかったです。物語を共有し合えるというのは素敵なことなんですね(と他人事のように言いますが)。そういう話をうかがっていると、自分の本が誰かと誰かを静かに繋いでいる情景が目に浮かんで、僕としてもとてもうれしいです。

村上春樹拝