作品の中で一番使われている言葉

村上さんの作品、毎回楽しく拝見しています。僕にとって、村上さんは、発売日当日に本を購入する数少ない作家の一人です。村上さんにお聞きしたいことは、本当に山のようにあります。そんな中から、一番聞いてみたいことを、送らせていただきます。それは、これまでの村上作品において、最も多く使われている名詞は、「友だち」ではないかということです。僕は、別に研究者でもない、単なるファンの一人に過ぎず、正確に数を数えた訳ではありません。ただ、直感でそう思いました。この言葉に込められた意味を探ることで、村上作品の本質に少しでも近づけるような気がしてなりません。いかがでしょうか? 
(BEAT AWAY、男性、49歳、会社員)

そうですか。気がつきませんでした。そんなにたくさん「友だち」という言葉を使っているかなあ。本人にはよくわかりません。意識したこともありません。研究が待たれるところですね。『多崎つくる』ではたしかに「友だち」というのはひとつのキーワードにはなっておりますが、それ以外ではどうだったかな。

村上春樹拝