どうして私は祝福できないんだろう

こんばんは。
少し胸の内を吐露させて下さい。

先日、高校の同級生ができちゃった結婚しました。
周りの人たちは簡単に「おめでとう!」と言います。
赤ちゃんを見に行って「かわいい!」とSNSに写真を載せます。

私はおめでとうなんて言えませんでした。
だって、どちらとも学生です。
お金があるわけでもない。
まだ学生生活が2年も残っているのに。
なのに、どうして祝えるのか、単純に喜べるのか。
私にはわかりませんでした。

そしてなにより、なぜ私がこんなにももやもやしているのか、何に対して腹を立てているのか、自分自身でも分からず苦しいです。
(泉、女性、20歳、大学生)

人には人それぞれの人生があります。僕も(子供は出来ませんでしたが)学生結婚をした人間なので、若くして結婚することの大変さはよくわかります。またレイモンド・カーヴァーの伝記を読むと、若くして子供を抱えることの厳しさもよくわかります。でもそうなってしまったんだから、それを乗り越えて生きていくしかありません。子供を堕胎せず、産もうと決心したのは立派ではないですか。大変なことがわかっていても、人としてあえて進まなくてはならない道もあります。

あなたがもやもやして腹を立てているのは、そうやって人々が成長し、大人になり、否応なく社会に押し出されていくという、冷厳な事実に対してだと僕は思います。気持ちはよくわかります。でもその人たちのことは素直に祝福してあげた方がいいと思いますよ。

村上春樹拝<