ろくでもない人間だけど

僕は自分をろくでもない人間だと思って暮らしてきて、ありきたりな幸せな生活は望めないと思ってました。でもそんな僕も就職して、結婚し、子供も今度産まれます。昔の自分と比べれば格段に幸せな環境のはずなのですが、なんだか、こんなものか、とぼやーとしたままです。もっと喜びたいのですが、うまくできません。幸せ感をたかぶらせるのにはどうすればいいのでしょうか? 
(森たつろう、男性、30歳、技術系)

幸せは歩いてこない、と水前寺清子さんも歌っておられます(しわ寄せはときどき歩いてやってきますが)。だから自分で進んで見つけにいきましょう。ちゃんと就職し、子供もできた。とくにこれという不満もない。たいしたものじゃないですか。ここはひとつ、腹をくくって大人になりましょう。しょうがない。それが宿命なんです。喝を入れるために、どこかの猫さんからしっかり猫パンチをくらってきてください。

村上春樹拝