『職業としての小説家』という私的講演録

『ブラッドベリ、自作を語る』のように『村上春樹、自作を語る』というような本を書くつもりはありませんか? 村上さんは「テキストの解釈は読者に委ねる」というようなことを書かれていると思いますが、読者としてはあくまでも一つの解釈として著者の解釈に興味があります。『村上春樹全作品』に書かれている「解題」のようなものとまとめて本にしてほしいなぁ、と勝手に思っています。
(ミラクル、男性、49歳、公務員)

今年の秋(たぶん九月くらい)に『職業としての小説家』という本を出そうと計画しています。これは僕が小説家としてこれまでどのように生きてきたか、何を考えているか、そういうことについてかなり率直に、詳細に語った文章をまとめたものです。体裁は私的な講演録のようになっています。半分は雑誌「MONKEY」に連載したものが中心で、あとの半分は書き下ろし(語り下ろし)になります。こういう本を出すのは僕としては初めてです。もしご興味があれば読んでみてください。

村上春樹拝