好きな紀行文を教えてください

私は旅をするよりも、他人の旅の話を聞いたり読んだりするのが好きです。特に、村上さんの『遠い太鼓』、ブルース・チャトウィンの『パタゴニア』、ジャック・ロンドンの『ジャック・ロンドン放浪記』を愛読しています。
村上さんは好きな紀行文ってありますか? 
(水蜘蛛、男性、25歳、公務員)

ポール・セロー(セルー)の『鉄道大バザール』(阿川弘之訳)は旅行記の古典になっています。とても面白いですよ。もしまだお読みになっていなかったら、お薦めします。「でもさ、あの長い旅行から帰ってきたら、留守中に女房が浮気しているのがわかってね、それで離婚したんだ。参ったよ」とポールがこのあいだ打ち明けてくれました。旅行記を書くのも大変ですよね。

村上春樹拝