書斎より 和田誠さんの絵とか

f:id:teamennoshita:20150311114810j:plainこれは、僕の仕事部屋の片方の壁です。向かい側の壁はすべてレコード棚になっています。額に入った四枚の絵は、和田誠さんとの共著『ポートレイト・イン・ジャズ』に使われた絵で、すべて油絵です。素敵なので買わせていただきました。上左から時計回りに、クリフォード・ブラウン、スタン・ゲッツ、ホレス・シルヴァー、ジェリー・マリガンです。いちばん左の絵は、やはり和田誠さんが、僕の翻訳したビル・クロウ著『さよならバードランド』の表紙のために描いてくださった絵です。ビル・クロウが夜明けのマンハッタンをベースを抱えて歩いていくところ。その真ん中にある絵は、大橋歩さんが『村上ラヂオ』のために描いてくださった銅版画です。表紙に使われています。
 その下にあるのが10インチと7インチのレコード置き場。もっとずっと左の方まであるんだけど、割愛。見えているのは左からマイルズ、ラス・フリーマン、デクスター・ゴードン/ワーデル・グレイ、トニー・スコット、バディ・デフランコ、スタン・ゲッツ、ボブ・クーパー。このボブ・クーパーの7インチ(仏Victor)はわりに珍しいんじゃないかと思います。1957年3月にオランダでライブ録音されたもので、Wessel Ilcken Trioが伴奏をつとめています。クープの演奏は例によってとても素敵です。いくらで買ったか忘れたけど、ずいぶん安くて嬉しかったことを覚えています。ラス・フリーマンの10インチはストックホルムのレコード屋さんの「奥の部屋」で見つけました。「奥の部屋」に通してもらうまでに、三日間その店に通わなくてはならなかった。値段はたしか米ドルで80ドルくらい。このへんのウェスト・コーストものはばっちり僕の好みです。7インチの後ろにあるのは、ジャズ・レコードのディスコグラフィーです。コレクターの必需品。
 その横に見えるぎざぎざの金属は、JBLのスピーカー・ユニットのスコーカーの一部です。かれこれもう40年くらい使っているので、年季が入っています。「ステレオサウンド」の小野寺さん(名うてのJBLマニア)が一度分解して洗ってくれたので、すごくきれいになりました。一日仕事でした。
 ジョニー・ウォーカーの人形はヘルシンキの骨董市場で買ったものです。そんなに高くはなかったけど、持って帰るのがたいへんでした。その隣はミシュランのタイヤ男の灰皿。これはパリで買いました。タイヤ男、好きなんです。野球のボールは僕が近所でキャッチボールに使っている普通のボールです。その隣は水丸さんが僕を描いた絵ですが(神宮球場でヤクルトの旗を振っている)、まだ壁にかけていませんでした。今度かけておきますね。