キューピッドになった村上さん

ドイツ・ベルリン在住の者です。高校生の時以来、村上さんに恋してます。
最近、『女のいない男たち』がドイツ語でも出版されたので読んでみました。「木野」の後にオリジナル版には入っていない、「Samsa in Love」という短編も入っていたのですが、こちらの作品はオリジナル版ではどの本で読めるのでしょうか? 
村上さんの本は全て読んでいたつもりだったのですが、まだ読んでいないのがあったのでちょっとワクワクしてます。
因みに、私の周囲のドイツ人はみんな春樹ファンで、初めて夫(ドイツ人です)に出会った時も春樹さんの本の話ですごく盛り上がりました。今考えると、夫を好きになった理由の一つは春樹ファンだったからかなぁと思ってます。キューピッドになって下さった村上さんに感謝してます! 
(みらの、女性、43歳、会社員)

何かのお役に立てたようで、僕としてもとても嬉しいです。幸せにお暮らしのようでなによりです。よかったですね。「恋するザムザ」は中央公論新社から出ている『恋しくて』という、僕が翻訳・編集したアンソロジーに収録されています。世界各国のラブストリーを僕が選んで翻訳し、その「おまけ」として僕自身が書いた「ラブストーリー」を入れたわけです。宣伝するわけではありませんが、なかなかユニークで面白いアンソロジーになったと思っています。

「恋するザムザ」は英訳が「ニューヨーカー」に掲載されて、ずいぶん反応がよかったんですが、日本ではもうひとつ受けなかったみたいです。どうしてかな? 僕自身はけっこう気に入ってるんですが。

村上春樹拝