メールに傷ついていませんか?

たびたびすみません。
「村上からの挨拶2」を拝読して、ああ、刺々しかったり、村上さんが傷つくようなメールも来ているのだな、さぞ哀しい思いをされただろうな、と、私もしょんぼりした気持ちになりました。
残念ながらそういうメールが来てしまうものなのかもしれませんが、できるだけ楽しく興味深いメールが圧倒的多数であることをお祈りしております。
(豆狸、女性、34歳)

僕は職業的にそういう「手厳しさ」にはある程度慣れていますから、あまり気にしないでください。それに数としては、そういうタイプのものはそんなにたくさんはありません。言葉というのはなかなかむずかしいもので、書く人の実際の感情以上に語気が強く、荒々しくなってしまう場合が、往々にしてあります。そのような厳しいメールを受け取るたびに僕は、自分の書くものについてもじゅうぶんに気をつけなくてはな、とあらためて自戒します。それは大事なことですよね。

村上春樹拝