エジンバラで「シンフォニエッタ」は偶然?

エジンバラ在住の者です。去年の夏のBook Festivalで、幸運にも春樹さんのお話を聞かせていただきました。実はその夜、近くのホールで、チェコ・フィルのコンサートがあって、演目のひとつがヤナーチェクの「シンフォニエッタ」でした。

そこで、質問なのですが、この組み合わせって、単なる良くできた偶然だったのでしょうか? それとも、やはり春樹さんを歓迎する意味があったのでしょうか?(だったら嬉しいんですけど) あの日、ホールで演奏を聴きながら軽い眩暈に襲われて以来、ずっと気になって仕方ありません。「事実は小説より奇なり」と言いますが、ここはひとつ小説家に事実確認してみてはどうだろうと思い、メールさせていただきました。

スコットランドにも、またぜひ、いらしてくださいね。雨はよく降りますけど、せっせとウィスキーを造ったり、羊の毛を刈ったりしながら、お待ちしていますので。
(うめ、男性、35歳)

そうなんです。去年のエジンバラ・フェスティバルは、音楽ではチェコ音楽の特集をやっていたんですよね。僕はいろいろと用事があったので、音楽を聴きに行くことはできませんでした。でも「シンフォニエッタ」、聴きたかったな(その日にその演目だったのは、たぶん偶然だったと思いますよ。そういう話は聞かなかったから)。エジンバラは緑の多い美しい街で、毎朝近所の公園まで走りにいっていました。楽しかったです。雨はたしかに多かったですが。

村上春樹拝