2歳半の息子には見えないものが見えるらしい

2歳半の息子が、私と入浴中に突然「ママ、お腹の中に女の子がいるよ?」と言いだし、まさかと思いながらも検査をしてみると、陽性反応が出て妊娠が発覚しました。
息子に言われなければしばらく気が付かなかった……。

後日「ママのお腹に赤ちゃんが見えるの?」と聞くと「居るよー。見えるよー!」と、まるで散歩中に野良猫でも見つけたかのように話すのです。

そして以前からですが、たまに誰も居ない所に手を振って微笑んだりもする。
保育園で似たようなことをしていると先生から報告を受けました。

37歳の使用感たっぷりの私の目や心には、全く映らないのですが、村上さんの小説にも、猫の声が聞こえたり、その本人にしか見えないものが見えていたりすることが多いのですよね? 

もしかして村上さんは今も息子と同様に、見えないものが見えていたりしますか? また幼い頃に見えていたりした経験がおありですか? 

見えないものが見えるって、スペシャルな感じで何とも羨ましいです。
(オイゾー、女性、37歳、デザイン制作)

すごいですね。そういうのがちゃんと見えちゃうんだ。スティーブン・キングの『シャイニング』みたいです。『シャイニング』の主人公の男の子は、見たくないものまで見てしまって、とても恐ろしい目にあいますが。

幼児期にそういう特殊な「勘」を持っていても、多くの人は成長する過程でそれを徐々に失っていくようです。でも失わずに、そのまま成長する人も、わずかだけれど中にはいるみたいです。息子さんの成長を見守ってあげていてください。ひょっとしたら作家とかになるかもしれませんよ。僕ですか? 僕にはそういう経験はありません。見ているはずのものを見ていなかったりすることは、ちょくちょくありましたが。

村上春樹拝