プロ野球の応援スタイルが好きになれません

春樹さん、ども。こんばんは。僕の話を聞いてください。僕は日本のプロ野球の、あの皆で同じように動いたり歌を歌ったりする応援があまり好きではありません。神戸人なのでたまに甲子園に行ったりしますが、おんなじようにメガホンを振り応援歌を歌う応援の仕方には、一緒に行っている人達の盛り上がりに水を差しては、と思ってやるにはやりますが、ちょっと違うなぁって思うし、好きに野球を見せてよって思います。さらに極論を言えば野球をじっくり、ピッチャーとバッターの駆け引きなんかを、じっくり見ようと思えばTVの前が一番いいって思います。

さて、「皆でおんなじ応援をしよう」的応援の中で僕的にはヤクルトの緑の傘を皆で同じように動かす応援が、残念ながらカッコ悪く写ります。雨の神宮球場で野球を見てる日以外、あれだけはやりたくないと思います。ヤクルトファンの皆さんごめんなさい。春樹さんはどう思いますか! 
(まこと、男性、48歳、部長)

僕も正直言って、応援の歌とか振り付けとか、個人的にはあまり好きではありません。だから自分ではやりません。でも他の人がやっているぶんには、べつにかまわない。神宮に行くと、よく外国人が傘振りとか、喜んでやっています。きっと珍しいんでしょうね。まあ、ひとそれぞれ、自分が好きなように応援すればいいと思いますよ。強制されたくはないけど、それさえなければ僕には文句ありません。

ただ応援歌って、音調が全体的になんかマイナーっぽいですよね。誰がつくるのか知らないけど(著作権はあるのだろうか?)、独特の音階みたいなのがあるような気がします。あれで雰囲気が盛り上がるというのが、ちょっと音楽的に不思議です。「野球選手応援歌の音階に関する考察」のような専門的研究がなされるといいんじゃないかという気がします。

あなたのような野球ファンは、アメリカのメジャーの球場にいかれるといいと思います。静かに存分に野球そのものが楽しめます。日本のプロ野球の応援ってきっと、高校野球や大学野球の応援がベースになっているのでしょうね。アメリカの場合はそういうのはないから。

村上春樹拝