いわゆる現代音楽を聴きますか?

こんにちは。『海辺のカフカ』をカフカ君と同じ15歳の時に読んでから、ずっと読ませて頂いてます。

クラシック音楽に造詣の深い村上さんにお聞きしたい事があります。村上さんは、いわゆる現代音楽についてはどう思われますか? 例えばジョン・ケージの「4’ 33”」とか、RzewskiのDe Profundisみたいな突飛な、実験的な音楽についてです。私は基本的にはどんな音楽も好きなのですが、こういう曲についてはちょっとびっくりしてしまう部分があります。
ご意見お聞きできたら嬉しいです。
(らて、女性、24歳、学生)

「二十世紀の三大悲劇はヒットラーと原爆と現代音楽だ」と言った人がいます(笑)。ひどいことを言いますね。僕もこちこちの現代音楽というか、実験音楽みたいなものはあまり聴きません。でも共感できる現代音楽も少なからずあります。なるべく「食わず嫌い」にならないように聴いているのですが。

バディー・リッチというジャズのドラマーがいるのですが、彼が病院に入院したとき、「何かアレルギーはありますか?」とナースに訊かれて、「カントリー・アンド・ウェスタン音楽」と答えた話は有名です。誰にでも苦手な音楽はあります。

村上春樹拝