イタリア語で読むハルキムラカミ

Ciao!!!
お元気ですか? 
兼ねてから念願だった、村上作品のイタリア語訳に挑戦しています。
ミラノ中央駅の本屋さんで「ハルキムラカミはある?」と聞いたら、
(何言ってんのコイツ、当たり前じゃん)
という顔で店員さんに見られたのが嬉しかったです。
まずは『羊をめぐる冒険』から始めているのですが、セリフの部分が-で書き始められていて「 」や“ ”より弱い感じがしてまだ慣れません。
(-セリフ-となる時と-セリフの時とあります)
村上さんの文章は、象徴的で見た目も美しいと私は思うのですが、イタリア語訳だとそこが少々薄れているように感じます。

ご自身で翻訳される際や、ご自身の作品の翻訳版を読んだ際に、
「ここ、ホントはちょっと違う雰囲気なんだけどな。」
と思うことはありますか? 
(トタン猫、女性、37歳、実験屋)

イタリア語で僕の本を読んでいるんだ。がんばってくださいね。僕はイタリアにしばらく住んでいたんだけど、イタリア語はまったく上達しませんでした。ギリシャ語を中心に勉強していたもので。

僕は一度映画「アラビアのロレンス」をイタリア語吹き替えで見たことがありますが、なんかロレンスさんがロレンスさんじゃなくなってしまったみたいで、ものすごく違和感を感じました。言葉って不思議ですよね。ドイツ語版の「東京物語」も不思議でしたが。ドイツ語をしゃべる笠智衆……すごかったなあ。

村上春樹拝