苦言/罵倒・嫌味の境界線は?

自分のためになる苦言と罵倒・嫌味の違いがよくわかりません。私は、人がせっかく自分に向かって話してくれているのだから、相手が何を伝えようとしているのかきちんと聞きたいと思ってしまうのです。でも最近少々疲れてしまって、これらの違いがわかったらもう少し楽になるかなと思って質問させていただきました。
(まりまろ、女性、39歳、専業主婦)

僕もこの35年間、小説家として、あちこちでいろいろと批判を受けまくってきましたが、「苦言と罵倒・嫌味の違い」……よくわかりませんねえ(笑)。だいたい同じようなものかなあ、とは思いますが。いずれにせよ、そういうものは適当に「柳に風」と受け流されるのがよろしいのではないでしょうか? そんなものいちいちまともにとりあっていたら、身がもちません。それよりはもっと前向きに、建設的なことをやりましょう。おいしいコーヒーをつくるとか、猫のあたまを撫でてやるとか。よしよし。

村上春樹拝