スタン・ゲッツの不思議

03年6月発行の『少年カフカ』の中で、「ウォーン・マーシュについて書いてみたい」と書かれていたように記憶しています。
この思いは実現されましたか? 
村上さんのジャズについて書かれた(翻訳含む)文章がとても好きです。
特に『意味がなければスイングはない』に収録されているS.Getzに関する評論は、彼についてまとまって書かれたものが余り見当たらないだけに、とても興味深く読みました。
(ジャズ・タモリ、男性、65歳、自営業)

スタン・ゲッツの伝記を翻訳したいなと思っているんだけど、とくに後半部分の内容がかなりダークになるので、翻訳する方も読む方も、ちょっと落ち込むかなという懸念があります。なにしろかなりややこしい人生を送られた方なので。でも私生活の無茶苦茶さに比べて、彼の奏でる音楽はどうしてあんなに優しく、美しいのでしょうね。音楽ってほんとに不思議です。

村上春樹拝