おおきなかぶをぬいてどうするの?

村上さんこんにちは。
私は小学校2年生の娘がいるのですが、国語のテストの解答がちょっと変わっています。昨年は「おおきなかぶ」の問題で「かぶをどうしようとしているのですか」という問題(答えは抜こうとしている)に対して「つけもの」と解答するなど、最初は微笑ましく思えていたのですが、2年生になっても変わらず、このままでは国語が苦手になるのではと心配しております。小説家として何かアドバイスをいただけたらと思います。
(やっぱり猫が好き、男性、36歳、公務員)

僕も「おおきなかぶ」については、昔からいろいろと疑問を覚えてきました。あれって、漬け物にしてもきっとまずいですよね。大きすぎて。煮物にもできないし。切るのも大変だし。抜いてはみたものの、結局は無駄骨だったということになるんじゃないかな。みんなで連携してかぶを抜いたという、その行為自体に意味があったのかもしれません。内容にではなく、方向性に意味があったというか。構造主義とかの先駆けみたいなものだったのでしょうか? でもそんなこと、小学校二年生のクラスではよくわかんないですよね。

村上春樹拝