すごい官能小説が書ける!?

性欲関連のお話が出たので、お願いしたいことを思い出しました。

心を揺さぶられて衝動的になってしまう官能小説が読みたいです。以前、村上さんもおっしゃっていたように記憶しているのですが(ただこのところ自分の記憶に全く自信がありません。捏造しているのかも知れません)、「すごいものが書ける」と。

是非是非読んでみたいです。だって、男性が書くものは手前勝手なファンタジーばかりだし、女性の場合手の内を見せるのが恥ずかしいのか中途半端かつ男性に媚びているような女性像だし。

あけすけに下品にならず、本当に心の底から感じてしまうような官能小説をいつか書いて頂けませんか? 
(ガラスのネックレス、女性、49歳、会社員)

正直に申し上げまして、僕はセックスシーンって、好きで書いているわけじゃありません。書かざるを得ないから、仕方なく書いているんです。だから官能小説なんてとても書けそうにありません。「すごい官能小説が書ける」なんて言った覚えはないんだけどなあ。というわけで、官能小説はあきらめてください。すみません。

村上春樹拝