「原典版」の英訳希望です

「またか」という質問かもしれませんが、『世界の終りとハードボイルド……』の完全英訳版が刊行される可能性とかはないでしょうか? 

過去のサイトでもこの小説がやはり特別な存在だと感じている読者は内外を問わず大勢いますよね? 僕ももちろんその一人です。何度も読んでいるし、箱入り2冊所有してるし、過去には好きな人に文庫を贈ったりもしました。希望としてはハードボイルドセクションをフィリップ・ガブリエルさんに、世界の終りセクションをジェイ・ルービンさんでというのはいかがでしょうか?(もちろんバイス・バーサ可)
(大阪人らしくないとっトム、男性、51歳、会社員)

現在の『世界の終りとハードボイルド……』英訳版は、アルフレッド・バーンバウムの訳ですが、原文とけっこう違っているという指摘があります。そういうのがバーンバウムさんの翻訳のだいたいの姿勢、というか持ち味なんですが、そうじゃない「原典版」を読みたいという希望も少なからずあります。マスマーケットに出回っている本の改訂版を出すのは、いろんな意味で簡単ではありませんが、可能性を検討してみたいと思います。もちろんバーンバウムさんの翻訳のファンも少なからずいらっしゃいますし、そのへんの兼ね合いもあります。

村上春樹拝