なんだか剣呑?

『若い読者のための短編小説案内』を拝読しました。
今もし、村上さんが日本文学のアンソロジーを作るとしたらどのような小説家を選ばれますか。
(たぬき、男性、25歳、用務員)

「第三の新人」以降の世代の作家の作品をまとめて論じてみたい、という気持ちは少しあったのですが、今はまだちょっと生々し過ぎるというか、二の足を踏んでいました。たとえば、開高健、大江健三郎、石原慎太郎、古井由吉、中上健次、丸山健二……こう並べると、なんだか剣呑な空気が立ち上ってきますね。やっぱりやめよう。

村上春樹拝