「愛され女子」への第一歩

はじめまして。
中学の時の教科書に入っていた、村上先生の「バースデイ・ガール」という作品が大好きでした。村上先生に相談です。
私は某女子大に通う22歳です。そして恥ずかしながら22年間恋人がいたことがありません。
しかし最近友達の紹介である男性と出会いました。来週3回目のデートがあります。すごく真面目で優しくていい人で、会うたびに「もっと一緒に居たい、お喋りしてみたい」と思います。
ただ、元来の人見知りに加え、男性と2人というシチュエーションに慣れていないので、緊張して何を話していいのかわからなくなってしまいます。また、ご飯をご馳走していただいたことが何度かあるのですが、その度に罪悪感でいっぱいになってしまいます。ネックレスを褒めてもらっても、「でもこれは安物です」と本当に可愛げのない反応をしてしまいました。私は、最近話題の「こじらせ女子」かもしれません。
こんな私でもいつかは喜怒哀楽や素をさらけ出して恋愛ができるのでしょうか。素直で可愛げのある「愛され女子」になるにはどうすれば良いのでしょうか。
お忙しい中恐れ入りますが、アドバイスをいただければ幸いです。
寒い日が続きますので、お身体大切になさってください。
(森のくまさん、女性、22歳、学生)

おつきあいできる人が見つかってよかったですね。「それはよかったね」と親戚の叔父さんみたいに声をかけたくなります。相手の方に「私はこれまで、男の人とあまり二人きりで一緒にいたことがなかったので、つい緊張してしまうんです。ごめんなさい」みたいなことをすっと伝えられるといいと思いますよ。それは決して恥ずかしいことではありません。そうすれば向こうも、「ああ、この人は僕のことがいやなわけじゃなくて、ただ緊張しているだけなんだ」とわかってほっとします。うまくいくといいですね。

教科書で僕を知ったという世代の方が多くなっています。なんだか僕の方も緊張しちゃいますね。

村上春樹拝