風のことを考えよう

村上さん、こんばんは。村上さんが直接このメッセージを読んでいるのかと思うと緊張します。村上さんにちょっと話したい事が二つあります。
一つ目は、村上さんのエッセイの一節でいつも思い出す言葉があります。「何でもないことだけを考えよう。風のことを考えよう」です。辛い事があったときなど頭を無にしたい時に、ふと、この言葉を思い出します。何度もこの言葉に救われました。ありがとうございました。

二つ目は、2012年11月に生まれた息子に春樹と名付けました。もちろん村上春樹さんから名前をもらいました。周りにもすぐに覚えてもらえるので大好きな名前です。村上さんのように強く生きてほしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
(はるきママ、女性、38歳、主婦)

それはトルーマン・カポーティの短編小説「最後の扉を閉めて」の最後の一行ですね。僕が引用したのだと思います。少しでもお役に立ててよかったです。

Think of nothing things, think of wind.

だっけな? うろ覚えですが。僕はこの文章が昔からとても好きで、最初の小説『風の歌を聴け』のタイトルも、この文章のイメージから生まれたものです。

村上春樹拝