闘争的な亭主と余生を暮らす方法

男って闘争的にできてるの?

私村上さんの本に出てくるような男性が理想(おばあちゃんが理想なんて……おかしいわね)なんですけど、うちの亭主は自信過剰か逆の劣等感からか、相手の発言が気にいらないと否定されたと思うらしく俄然闘争的になり、闘うからには勝たねばならぬ~、わしは必ず勝つ! という! 近所の人であろうが妻であろうが相手は敵らしい。

私は争いや面倒なこと嫌いなので、ある程度まで思うこと聞いてもらおうとすると全く聞こうとせず、むちゃくちゃを言いあほらしくなって黙ると、勝ったつもりでいる……。
負けるが勝ちとはいうけど毎度腹たつ。
残り少ない余生……どうしよう。
(忘れな草、女性、83歳、無職)

ご主人もきっとかなりのお年なのでしょうね。でも元気なんですね。戦うことが身についてしまっている。僕はあなたと同じように、戦いみたいなものはついつい避けてしまう性格ですが、でもそういうご主人のような戦闘的な性格ってまず治らないですね。どうでもいいようなことで勝ったとか負けたとか、そういうのって消耗ですよね。お気持ちはよくわかります。

近所の猿と仲良くなって、木の上からご主人に柿を投げつけるように頼んでみられてはいかがでしょう。さすがのご主人も猿が相手では言い負かすこともできないと思いますよ。それくらいしかないと思います。いつも僕の本を読んでいただいてありがとうございます。

村上春樹拝