ウォーン・マーシュを書く予定は?

前略
村上さんの交流サイト再開を心から喜ぶ一人です。昨年、『セロニアス・モンクのいた風景』を興味深く、かつ楽しく読みました。「いつも夜だ。でなければ我々は光を必要としないだろう」という彼の言葉がとても心に残りました。以前、村上さんはジャズ・ミュージシャンのウォーン・マーシュ(テナー・サクソフォン)の事を書きたい、とおっしゃっていたように記憶していますが、その予定はありますか? 
いつか彼の物語を読める日が来るのを楽しみにしています。
(サミー遠藤、男性、52歳、地方紙デスク兼整理記者)

そんなことを言いましたっけね。言ったかもしれませんが、忘れていました。ウォーン・マーシュさんも亡くなってしまいましたね。アトランティック・レコードに残されたマーシュの演奏はどれも素晴らしいです。とくにリー・コーニッツとの共演はスリリングです。あまり評価が高くない人だけに、何かを僕なりに書いておきたいなと思うんですが、なかなか暇がなくて。

村上春樹拝