多崎つくるとヤクルトの一年

【管理人より】この質問と回答の一部は、村上さんの『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の重要な部分について書かれています。未読の方はご注意ください。







村上春樹様

初めまして。
私は村上さんの事をよく知らないので、とりあえず書店で『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を買って読みました。面白かったです。
内容は、若い頃に酷い目にあったつくる君が、加害者にお礼参り(巡礼)する物語だと読みました。つくる君をたいへん酷い目に合わせた張本人であるシロは死んでいましたね。残念ですが当然だと思います。

さて本題です。
今季のヤクルト・スワローズの表ローテと裏ローテなのですが、仮にそれぞれのローテの1番手は石川と成瀬だとして、表の2番手が小川だとします。そうなるとあと3人が埋まりません(やはり2015シーズンもスワローズは投手で苦労しそうですね……)。
村上監督ならあと3人誰を加えてローテを組みますか? いちスワローズファンとしてとても興味があったので質問致しました。失礼いたしました。
(OBANA32、男性、41歳、会社員)

とても面白い物語の要約です。ユニークで、独創的で、僕は素直に感心しました。なるほど、そういう見方もあるんだ。「おお、ようやってくれたな」という感じで名古屋までお礼参りにいって、しっかり落とし前をつける。シロが殺されちゃうのはまあやむを得ない。自業自得だろう。なるほどね。

ローテーションはほんとに頭の痛いところです。館山と由規が戻ってきて、村中が本来の調子を取り戻してくれれば、それで何も問題ないのですが、どうなんでしょうね。一時期は投手王国みたいだったのに、崩れ落ちるのは早いものです。今年もまたつぎはぎローテでやっていくしかないのでしょうか。ピッチング・コーチの内臓の状態が今から思いやられます。

村上春樹拝