“村上さん捜し”は難しい

こんばんは、村上さんに読んでもらえるなんて! ドキドキします。私は3年前、村上さんのエッセイが大好きで日本語にも興味を持つようになった韓国人です。

その前も韓国語で翻訳された村上さんの小説を読んだりしましたけど、特に日本語に興味ができたことはなかったのです。しかし『走ることについて語るときに僕の語ること』を韓国語で読んでいたころ、村上さんがアメリカの大学の講演でわざわざ日本語で本を朗読してくれる動画を見て、私の大好きな本が生まれる時、村上さんはどんな音とリズムを感じていたんだろうと気になりました。すでに内容と好きな文章は韓国語で暗記できるくらい読んでいたものですから、日本語原書を手に入れたとき、漢字と手順だけで自分が日本語を読めるようになった気分になりました! これが私と日本語の出会いです! そこからひらがなの音を覚えるには時間がかかったんですけど:)

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』からは韓国語翻訳本が出る前に完読することを目標にして村上さんの新作を読んでいます。この経験から外の外国語に挑戦したい時、その言語を使う“村上さん”を見つけようとしています。でも“村上さん捜し”はなかなか難しいものです。
(LUES、女性、25歳、学生)

日本語で僕の本を読んでくれているんですね、ありがとう。でも韓国では僕の本の翻訳はあっという間に出ちゃいますから、そうとう急がないと追い抜かれますよ。がんばってください。健闘を祈ります。

村上春樹拝