電話ボックスとレコード店の行く末

こんばんは。通勤時に村上春樹さんの作品を読み返してまして、電話ボックスが描かれてる行にさしかかり、車内の周りを見回し多くの乗客が携帯を扱ってるその状況に、軽い眩暈とちょっとした興ざめを感じたのです。時代の流れと電話ボックスの行く末を案じて……。個人的には電話ボックスとレコードショップはこれから先も身近にあって欲しいとひそかに願っていますが、村上さんにとって行く末を案ずるようなモノや場所はありますか? 
(夜の空気、男性、45歳、会社員)

最近電話ボックスって見なくなりましたね。どこかに持って行って捨てちゃうんでしょうか? 電話ボックスとか郵便ポストの墓場みたいなものがあちこちにあるのでしょうか?  想像すると胸が痛みます。

僕としては今のところ、鰻屋さんの行く末が心配です。こんなに鰻が手に入らなくなったら、鰻屋を経営していくのも大変だろうなと想像します。中古レコード店もずいぶん減りましたね。僕はボストン・エリアのレコード店はだいたい押さえているんですが、行くたびに数が減っています。レコードを買う人が少なくなった上に、ネット・オークションが主流になっているからです。ひとつなくなるたびに、僕の心の中を木枯らしが吹きすぎていきます。

村上春樹拝