小説の使命

私は中国人ですが、日本語があまり上手ではありません……ただここで、村上さんに感謝の気持ちを届けたいと思っています。先生の作品が大好きですから。実はね、中国でたくさんのファンがありますよ。今後も頑張りますね。私も頑張っています、このつまらない世界で。
(秦川、女性、29歳、教師)

そんなことありません。日本語お上手ですよ。本を読んでくれてありがとう。こんなつまらない世界も、一皮むけば、けっこう面白いことになっているかもしれません。そのような可能性を具体的に示していくのが、小説の使命なのです。これからも僕の本を読んでください。お互いがんばりましょうね。

村上春樹拝