小説に登場するクルマ

こんにちは。
僕は車が大好きなせいか、村上さんの小説に登場する「車」にも注目しています。
個人的には、「自動車」とか「セダン」といった一般的な表現ではなく、しばしば「クラウン・ロイヤルサルーン」とか「サーブ900コンバーティブル」といった固有名詞で登場するところが、とても好きです。

というのも、そこには何かしらその車でなければならない必然性のようなものが感じられるからです。

そこで質問なのですが、村上さんが小説に車を登場させるにあたって、車種やカラーを決める手続きないし基準のようなものはあるのでしょうか? 
(あきゅまる、男性、30歳、会社員)

とくに基準はありません。その場にあった車を思い浮かべるだけです。僕は昔から固有名詞を使うのが好きなので、あれこれと考えます。『多崎つくる』で登場人物の一人をレクサスのセールスマンにするまでには、いろいろと試行錯誤がありました。でも結局、レクサスしかないよなと思いました。名古屋だしね。

このあいだ東名高速を走っていたら、三河ナンバーのスバル・レガシィを見かけて、思わず「がんばれよ」と声をかけてしまいました。三河でスバルに乗るのって、けっこう勇気がいるだろうな。そんなこともないのかな? 

村上春樹拝