無愛想な店主

村上さん、はじめまして。私は新宿で、読書好きや作家志望、ライター志望などが集まる“日本一敷居の低い文壇バー”を経営しています。村上さんがジャズバー「ピーター・キャット」を経営されていたとき、様々なお客様が来たかと思いますが、どのような接客を心がけていましたか? 例えば初めて来た方にかける第一声とか、酔っ払いへの対応とか。また何か印象的なエピソードがありましたら教えてください。どうぞよろしくお願いします。
(月に吠える、男性、34歳)

僕は当時とても友好的に接客していたと自分では思っていたんですが、みんなに「すごく無愛想な店主」とか「もうちょっとにこやかにしたら」とか言われていました。どうしてでしょうね。生まれつきそういう性格なのかもしれません。酔っ払いはよくたたきだしました。わりにフィジカルに、できるだけ友好的に。

村上春樹拝