チャンドラー作品の翻訳予定

村上さん、こんにちは。私は、村上さんのデヴュー作からのファンで、いつも楽しみに拝読させていただいています。村上さんが翻訳された本もいくつか読んでいますが、最近、レイモンド・チャンドラーの『大いなる眠り』と『さよなら、愛しい人』を立て続けに読んだのですが、とても面白かったです。
そこで村上さんに質問なのですが、村上さんの翻訳されたチャンドラーの作品は、あとは
『高い窓』と『ロング・グッドバイ』ですが、他のチャンドラーの作品を翻訳される予定はあるのでしょうか? できれば全ての作品を翻訳していただければ嬉しいですが、そうなると村上さんのオリジナルの作品を書く時間が無くなるかもしれないので、それは無理だと思いますが……。
私は、気に入った作家の作品は、できるだけ発表された時系列に沿って読みたいという変な癖があります。もし、チャンドラーの他の作品も翻訳される予定があるなら、『ロング・グッドバイ』は一番最後に読もうと思っているのですが……
(まなしお、男性、51歳、公務員)

『リトル・シスター』も訳していますよ。次は『プレイバック』を訳すつもりです。となると、チャンドラーの長編小説であと訳していないのは『湖中の女』だけということになります。ここまでくると、やるしかないですね。

僕はあくまで息抜きに翻訳をしているので、翻訳をしているから小説が書けないということはありません。翻訳はあくまで趣味なんです。自分から進んで好きでやっています。盆栽いじりと同じようなものですね。

村上春樹拝