中古レコード店はサンクチュアリ

村上春樹様
アカクロと申します。
趣味は中古レコード収集ですが、ネット購入はせず極力実店舗で購入する主義です。中古レコード店では何と言ってもディスク・ユニオンを心から愛して止みません。ディスク・ユニオンは各店特長があり良いですね。特に新宿JAZZ館は状態によっては一般人にとって雲の上の存在の高額オリジナル盤が格安で手に入るので最高です。
昨年ジャケットはボロボロでしたが英tempo盤のWilton Gaynair「Blue Bogey」オリジナルをたった¥20,000で手に入れることが出来ました。一般社会常識的には中古レコード1枚に¥20,000なんて法外!だと思われるのでしょうが個人的には夢のような出来事でした。ジャケット美盤であれば間違いなく10倍の値段はするかと。夢のようです。
因みに盤自体は全く問題ありませんでした!
ところで春樹さんはディスク・ユニオンには行かれますか? 
実は昨年11月某日、ディスク・ユニオン某店のジャズ新入荷コーナーで春樹さんに大変良く似た方をお見かけいたしました。もしかして人違いだったのかも知れませんし、ご本人だとしてもプライベートにつき大変失礼かと思い、お声掛け等は致しませんでしたが、ついついじろじろ見てしまって真に申し訳ございませんでした。個人的には「春樹さんもユニオンにいらっしゃるんだ……」と大変嬉しく思った次第です。それでは失礼致します。
(アカクロ、男性、48歳、会社員)

僕はレコードに二万円も出したことはありません。いちばん高くて七千円くらいです。根がケチなもので。一度にひとつの店で十万円くらいまとめ買いしたことはありますが。メイン州でのできごとです。その日ちょうどジャズのオリジナル盤の大量入荷があったということで、よりどりみどり、段ボール箱にいっぱい買いました。あれはすごかったなあ。興奮しました。そういう幸運なこともたまにあります。「不漁」の日の方が圧倒的に多いですが。

見かけても、声はかけないでくださいね。中古レコード店は僕にとってのサンクチュアリみたいなものなので。

村上春樹拝