「女のいる男たち」になるためには?

ハルキさんの小説、いつも楽しんで読んでいます。最近の作品では「木野」という短篇が、どことなく神秘的な感じがして印象深かったです(特に神田さんのキャラクターとかセリフとか)。さてさて、今日はハルキさんに質問があったのでメールしました。実は僕にはここ5年くらい彼女がいず、最近では妙な孤独癖がついてしまい、一人でいることが自然になりつつあります。なので、今回の短篇集をまるで他人ごととは思えないような心境で読んでいました。“女のいない男たち”が、本当の意味で“女のいる男たち”になるためには、どのようなプロセスを踏めばよいのでしょうか? または、どのような心の成長が必要とされるのでしょうか? 回答よろしくお願いします。 サイトウ灰猫より
(サイトウ灰猫、男性、39歳、自営業)

一度孤独を知った人間は、死ぬまで孤独の影(可能性)を背負って生きることになります。それがあの作品集のひとつのテーマです(すべてではありませんが)。がんばって背負って生きてください。彼女、できるといいですね。

しかし、つきあえる男性がみつからないという女性がたくさんここにメールをくれます。その一方であなたのような孤独な男性がたくさんメールをくれます。いっそのこと紹介所でも開こうかな。そういう人たちがうまく結びつけられるといいですがね。

村上春樹拝