息苦しい世の中を生きる術

以前モラルについて「モラルというのは時代によって上がったり下がったりするものではない」(『そうだ、村上さんに聞いてみよう』p100)と、仰っていましたが、「おおらかさ」「寛容さ」についてはどうでしょうか? 勿論最低限のデリカシーは必要だと思いますが、社会からは「おおらかさ」「寛容さ」が失われ、叩けるものを徹底的に打ちのめす。その暴力は振り切るまで止みません。それは、神経症的なところまで来ていると思います。なんだか息苦しい社会だと思いませんか? 
(ごんち、男性、46歳)

僕はできるだけインターネットは見ないように、テレビはつけないように、新聞は流し読みするようにしています。週刊誌なんかは電車で吊り広告を見ればじゅうぶんです。そうすれば、けっこう楽ですよ。ブログとかツイッターとかフェースブックとかLINEとか、そんなものただうっとうしいだけです。ゆっくりソファに座って、モーツァルトを聴いて、ディケンズを読みましょう。自分で自衛しなくちゃ。

村上春樹拝