お勧めの翻訳小説は?

村上さん、こんにちは。二回目の質問です。
僕は、村上さんをお手本に十八歳から翻訳小説を読んできました。今年で翻訳小説の読書歴が十五年目になります。最初はカート・ヴォネガットの『猫のゆりかご』、レイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』(村上さんが訳された『ロング・グッドバイ』も読みました!)、リチャード・ブローティガンの『西瓜糖の日々』、それ以外にもドストエフスキーにカフカなど、挙げれば切りがないくらい読んできました。
僕の中で村上さんは「たくさん本を読んでいる近所のお兄さん」のようなイメージがあります。僕はその「お兄さん」から海外文学の素晴らしさを教えてもらいました。そこで、ぜひ、というか「もしよろしければ……」なのですが、お勧めの本を教えていただきたいのです。参考になるかどうかわかりませんが、最近、僕が読んで「これは素晴らしい」と感じた本は(村上作品はもちろんですが)、フォークナーの『八月の光』と、スティーヴ・エリクソンの『黒い時計の旅』と、コーマック・マッカーシーの『ブラッド・メリディアン』でした。
村上さん、よろしくお願いします。
(ゆきねこ、男性、32歳)

もう二回目ですね。まだ初日なのに。僕も『ブラッド・メリディアン』は大好きです。

村上春樹拝